―環境バイオテクノロジー―
2000年04月05日 発刊
A5・並製・200頁
定価3,045円(本体価格2,900円+税)
ISBN 978-4-7856-6034-5
深刻な社会問題となっている環境問題の解決に微生物が重要な役割をになっている.本書は微生物による環境浄化の基礎と応用面を多くの人々が体系的に学べるようまとめられた環境バイオテクノロジーの入門書である.従来の成書では体系的に全体を把握し,理解する資料に恵まれなかった点を本書により補えるよう配慮されている.
序/環境汚染の多様性/主要な化学物質と環境汚染/化学物質の環境中での動態/生分解と生物変換/環境中での化学物質の濃縮と生態系
炭素循環/窒素循環/硫黄循環
序/酸性雨の土壌微生物への影響/バイオフィルム(微生物膜)/共代謝(コメタボリズム)/活性汚泥における微生物/自然界における微生物の相互作用/微生物社会の種類
序/排水の汚れを表す指標/廃水処理の基本フロー/廃水の1次処理/排水の2次処理(生物処理)/排水の3次処理(高度処理)/栄養塩の処理
序/資化と共代謝/微生物がどのような状態の基質を利用できるか/新しい環境への微生物の順応/無毒化/活性化/吸着/NAPLs/取り込みの機構/生分解を促進する因子/遺伝子操作された微生物/化合物の構造と生分解性との関係/生物修復
序/河川,湖沼の汚染と微生物/海洋汚染
悪臭物質と脱臭/微生物脱臭/微生物脱臭装置内部の構造/実際の微生物脱臭装置
序:重金属による環境汚染/微生物による金属イオンの沈殿/生物吸着
セルロース/ヘミセルロース/リグニン
序:石油類による環境汚染/石油類を分解する微生物/脂肪族化合物の代謝/芳香族化合物の分解代謝/含硫有機化合物の代謝/含窒素有機化合物の代謝
序:塩素化有機化合物と内分泌かく乱物質/トリクロロエチレン,テトラクロロエチレンの分解/塩素化芳香族化合物の微生物分解/PCBsの分解/ダイオキシン類の分解/内分泌かく乱物質の微生物分解/今後の環境修復に要求される課題
序/“動く”ための遺伝子の形態/異種微生物間での遺伝子転移の機構/「Community memory」と「Cryptic gene」/分子育種と微生物進化/環境中での微生物モニタリング