情報系教科書シリーズ 9
2001年06月11日 発刊
A5・上製・258頁
定価3,465円(本体価格3,300円+税)
ISBN 978-4-7856-2050-9
本書はコンパイラの基礎的な理論も紹介しているが,理論そのものよりもそれらがコンパイラ開発にどう活かされるかに重点を置いている.具体例を示すためにC言語とPentiumプロセッサ(アセンブリコードが比較的読みやすい)を主たる対象とした.コンパイラを構成するさまざまな処理に対して,紙面の許す限り処理プログラムを掲載している.
Cコンパイラ/アセンブリ言語と機械語/コンパイラとは/コンパイラの構造
文字列集合の演算/正規表現/有限オートマトン/正規表現から有限オートマトンへの変換/字句解析プログラム/字句解析の自動化/有限オートマトンから正規表現への変換/正規表現の限界
構文,制約,意味/構文の記法/文法/解析木とあいまい性/演算子の優先順位と結合性/文脈自由文法とその限界
構文木の表現/再帰的下向き構文解析法/LR構文解析/構文解析の自動化/あいまいな文法への対処/エラーリカバリ
意味解析の概要/オブジェクト構造体/名前空間とスコープ/名前とオブジェクトの対応づけ/前方参照/型チェックと型変換/エラーリカバリ
実行環境のモデル/関数呼出し/局所変数等の割当て/文のコード生成/算術式のコード生成/論理式のコード生成/戻り値の計算コード/関数コードの生成例/局所関数/3オペランド命令と1オペランド命令/呼出し後保存レジスタ
覗き穴最適化/定数計算のコンパイル時実行/定数変数/変数のレジスタへの割当て/変数の生死解析と制御フローグラフ